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中央ヨーロッパ旅行記Ⅷ

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  [ バスは、マイセン向かって進みます 。途中、こんな景色ばかり]

<所要時間約3時間と、数十分、169kmあります。>

この旅行記はこれで8回目となりますが、これを投稿しているうちに例の野内良三氏の書いた『偶然から読み解く日本文化』が、そろそろ読み終えてきました。

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この本については、最初は興味津々で、途中からは引用文が多くて『それで何が言いたいのか』と愚痴をこぼしていましたが、最後の六章、『異文化受容と伝統』のまとめが良くて途中の疲れも癒されたようです。

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『偶然』かもしれませんが、この本を手にしたことと、ヨーロッパに行くことになったこととがうまく符合したので、この本に書かれているヨーロッパ人と日本人の『物』や『心』の捉え方を実際に旅行で実感してとても良かったと思っています。

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僕が、一人でこのJTBツアーに参加したのは、旅行による様々なやっかいな手続きから解放されて、しっかりと現地の空気を実感したかったからです。

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<遠くで白く見えるのは花です。バス走行中の撮影>

そういう意味では、写真撮影も本当はすべきではなかったかと思っています。自分の目にしっかりと焼き付けるべきだからです。

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しかし、また、この中央ヨーロッパに来るつもりですから、まあ、一度切ではないからと思って無量育成塾の教材にでもといった気持ちで撮りました。現地で、撮りそこないを削除して残ったのが1000枚ですから・・・別に、写真家のⅠさんと競争したわけではありませんが。(笑)

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ツアーの中での一人旅だったわけですが、単身三人組とはもちろんのこと、親子三人とも親しく一緒に楽しめたし、他の方とも気軽にお話が出来たのは、やはり、『異文化受容と伝統』に書かれてある西田哲学の物真似ではありませんが、自分を捨てるということ、少しですが無心になるということを試してみたからです。

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つまり、旅行中は、己に存在する観念的自己の一部を日本に置いて来たという姿勢を貫いたからでしょう。開放された自己を他に素直にさらけ出す。これは、とても気分の良いものです。

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でも、うるさいやつだなあ~と思われた方も中にはおられるでしょう。でも、そこのところは、我が道を行くです。それでも興味を示した椋鳥さんもおられたのでまずまずでした。

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岸辺の絶壁に城みたいな建物が見えてきました。とても、素敵な眺めです。この頃になると、バスの中で寝ている方も目を覚まして、しばし、この光景を眺めていました。

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   [ チェコの警察官による検問 ]

途中、検問があって警官がバスの中に入ってきて全員パスポートの検査がありました。

厳しそうな顔で入ってきたので、全員少し緊張しました。でも、何事もなく無事終わりました。慣れてきた所為か?椋鳥さんは、若い警官とツーショットを申し込まれました。すると、笑って、OKが出ました。

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さて、いよいよ、マイセンに到着です。とても楽しみにしていました。天気はとても良くて、気温もしのぎやすかったです。

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工房の見学というのが工場の中の見学という風に考えていましたが、どうも、そういうことではなく、何だか、建物からして博物館や美術館に来たみたいでした。

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近代美術館に来た雰囲気をした玄関に到着しました。

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   [ マイセンの見学受付カウンター ]

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  [ マイセンのお土産店 ]

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  [ マイセンのロゴ ]

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工房見学は、パーティションのような感じで長い部屋を工程ごとに仕切っていました。

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工房見学のギャラリーの皆さんを見回すのも面白い!

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小筆は、よく見ると細かく用途別に用意してあります。

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工程ごとに職人がいるといった感じで、分業による制作みたいですが、すべてがそうなっているのかは?わかりません。もし、そうだとしたら、やはり、器が高価になるのはやむを得ません。

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  [ マイセンを去る ] Web_627_68

   [ マイセンの近くの教会 ]

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  [ ドイツ名物ソーセージをここで食べました。]

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昼食後は、 ドレスデンへ移動します。このドイツ料理の定番には、キャベツとたまねぎを酢で煮込んだようなものが付いていましたが、皆さん、「うへ~」と閉口し、残そうとしました。そこで、僕が、ウインナのソースタレと一緒に混ぜるとおいしかったのでそうした食べ方を勧めました。

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こうした辻音楽師がドレスデンには沢山いました。

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ドレスデンでのお城の壁画をアップしました。

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向こう岸では、サッカーの実況中継をやっていました。この頃は、ドイツはサッカーの試合で盛り上がっていて、大歓声が時々響き渡りました。

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この娘も辻音楽師的存在ですかね?

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可愛い子供が壁画の通りを歩いてきました。写真を撮らせてもらうように頼みました。

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なかなか、ボリュームのあるお母さん達でした。気持ちよくカメラに応じてくれました。

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このワンちゃんもとても、癒し系で愛らしかったです。

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集合場所に早く着いて、待ちくたびれたので、この記念碑の上に上がって、カメラを下に置いて 撮影して遊んでいました。後で、親子三人のお母さんと娘さんに見せたら、「大藪さんは、ナルシストですね。」と、言われてしまいました。

「ナルシスト?ああ、三島由紀夫ですか・・・」と思わずため息をつきました。懐かしい言葉を聴いてしまいました。「三島由紀夫は自殺しましたね。」と、娘さんのお母さんが言われたので、「いや、あれは、自決です。」と、敢えて言い返して、「僕は、三島由紀夫を尊敬しています。」と、入らぬ事を言ってしまいました。

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これは、チェコのクラウン・プラザ・プラハホテルでとった、夕食バイキングの僕のセレクトメニューです。よく食べるでしょう!

最後の2日間の夕食は、好きなものを食べてくださいという、趣旨があったようです。手前の鉄火巻きみたいのは、寿司ですが、海苔の代わりに黒ゴマで周りを代用して造られていました。

最後の夕食と朝食は、あくまで、ツアーを申し込んだカップルだけで、最後の晩餐をプライベートな時間として楽しめるよう配慮してあったみたいで、このと きは、親子三人とは、別々に席が分かれるようにセットされていました。

結局、単身者三人組だけで食事をすることになり、ちょっと、寂しい感じになりました。JTBのツアーは、集団心理学をとても熟知した配慮がなされているよ うに思えました。

それは、添乗員さんの行動をよく観察すると、しっかりとその辺を押さえるのがうまいので、次第に気付いてきます。集団としてのムードの盛り上げと、個々の カップルのプライベートへの配慮など、やはり、経験を積まれているなあ~と感じるところがあります。

この日も単身者二人が食事を済ませた後も、ゆっくりと最後まで僕一人でお食事をしていました。途中、食事を済ませた親子三人の娘さんのお父さんが、僕のテーブルにやってきて、色々とお話をしてくれました。ひとりで、残って食事をしていたので寂しいだろうと思われたのでしょう。


< 明日は、いよいよ、最後のプラハ観光です。 >

by  大藪光政

 

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