日記・コラム・つぶやき

あと少しで2008年を迎えます。

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今年も残すところあとわずかです。

最後の日は、ブログ作成に追われていました。

マイテックのホームページの中の『今月のメッセージ』と『Event  Logging』をブログに移行するための作業です。ブログだと、記事だけの場合は設定が楽ですから、その分余計な時間を取りません。

朝は、家内の両親を迎えに車を飛ばして行きました。途中、小雪の中、私の両親と兄がいる納骨堂に立ち寄ってお線香を上げて木魚をしっかり叩いて、ご挨拶をし、ふじの湯の里温泉に二時間ほど浸ってきました。

それからが、大変です。新規のブログを二本作って、ホームページとのリンク作業と、その他の更新ページを作成してあと、2008年になってから送信するだけです。

でも、へとへとなのでこれを書き終えたらひとまず眠りにつきます。カウントダウンは、時計に任せとけばいいのです。

そばにいるショルティはもうすでに、お寝んねしています。さぞ明るすぎて、ご迷惑だと思います。人間様と違って、酒を飲むことなく大晦日を過ごしています。健康そのものでよいとは思いますが、ちょっとさびしい犬生(人生)かなあ~。

by  大藪光政

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夏の終わりに・・・

20070916_011 気が付くと、今までうるさかった蝉が鳴いていません。すっかり静かになりました。道路には、アブラゼミやクマゼミの屍骸が転がっています。そして太陽はすっかり傾いていて、夕方の散歩は、少し涼しくてショルティと散歩しやすくなりました。

先日、図書館から借りてきた司馬遼太郎の講演テープ「わたくしども人類」を聴きましたが、がっかりした内容でした。どうも司馬遼太郎という人は、雑学としての歴史的知識はありますが、あまりにも哲学としての糧がない。講演内容も、自分の知識を散りばめるばかりで、それでどうなんだといった考察がありません。そしてテーマは大きい割りに内容はお粗末です。本人はあらかじめ何を語るかを決めてきているのに話の展開が狭いです。

また、その知識といったら、知らない人が聞けば「そうかな」と信じますが、専門家が聴けば、「嘘言うな」といったことがありそうです。現に、講演で電柱のトランスの働きを比喩として使っていましたが、電圧と電流の違いもわからないありさまでの比喩でした。

その点、小林秀雄の方がテーマも無く、何を話すかも決めてきていないが、いざ話始めると話しながら並行して思考を練って自問自答して自分の考えを打ち出してゆきます。すなわち彼には哲学があるのです。

以前、「坂の上の雲」を読みましたが、これは小説なのか?歴史解説なのか?何を訴えたいのか?不明確です。歴史的事実を発見したような感じで書かれていますが、どこまでそれが真実なのかもわかりません。単なる歴史の見方の違いを売りにしたのであるならば、この本に書かれている歴史的事実が異なっていることが明らかになれば、この本はそれで終わりでしょう。あくまでフィクション的に描いているのならばストーリの躍動感とそれなりの哲学さえあれば、読まれ続けるでしょう。しかし、残念ながらこの本は、その点が中途半端で終わっています。

司馬遼太郎の講演を聴いていて、この人は自分の考え、すなわち哲学の無い人なんだなということがわかり、彼の作品もその程度の内容であるのがわかりました。小説はただ長ければ良いというものではないという見本でしょうか? 

by  大藪光政

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