健康

白内障の手術体験版!

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師走の月初めに、白内障の手術をしました。

これについては、「科学との出合い」にて、手術を受ける前の成り行きが書かれていますからご参考までにお読みください。

さて、手術は左眼の片目だけをお願いしました。何故かと言うと左眼に比較して右眼は、まだ手術するには早過ぎる程度の進行だったからです。(何故、左と右の進行の度合いが違うのか?謎です。医者に聞いてもわかりません。)

それと、もうひとつの理由は、左眼と右眼の近視の度数がかなり違っていて、左眼がかなりきつい近視でしたので、白内障の手術で遠方が良く見えるレンズを入れることで、視力のバランス解消に繋がるからです。

ただ。私のように五十代で白内障の手術をされる方は少ないのですが、私の場合何故するかと言うと、先程の問題とは別にあって、理由として、読書で不自由しているので思い切りました。つまり、日常生活においては、まったく影響がなく不便も感じませんが、難しい本、たとえば、哲学書なんかを読んでいますと、書いてあることが難解なのに小さな字を追うのにとても疲れるからです。(右眼だけで読んでいる状態では、とても、眼精疲労が溜まります)

入院先は、福岡市にある林眼科病院にしました。ここは、白内障の手術実績がかなりあって、検査も複数のスタッフと医師により見てもらえるのでリスクが少なくてよいのでは、と思って選びました。何せ、大事な目ですから、失敗は許せません。

手術の前の検査については、「科学との出合い」に書かれてある通りなのですが、手術をする先生が誰なのかは、入院するまでは決まっていませんでした。入院は、特に問題が起きなければ、片目だけですから、三泊四日での入退院の予定で入りました。

林眼科病院は、建て直してまだ一年しか経っていなくて、新しくて設備もなかなかのものです。眼科専門にしては、エレベータはもちろん、エスカレータまで完備していて、検査設備もすごいです。病室の廊下は、とても広く、ロビーみたいにゆとりがあります。

病室には、液晶テレビはもちろん冷蔵庫もあり、その冷蔵庫は電子冷却方式ですから、コンプレッサーの音が無く無音です。それらの使用料はすべて、入院費の込みになっています。ですから、まるでホテルにいるのと変わりません。

さて、入院しますと午前中に色々な検査をまたやって、最後には院長の診察がありました。ここではどうも複数の医師による確認が常とされているみたいです。そして、オペは、私の場合、院長先生と決まりました。

昼食抜きで午後からのオペとなったのですが、お昼頃近くで急にサイレンの音や、ヘリコプターの音がして騒々しくなったので、「福岡市は、騒々しいところだなあ・・・」と、思っていましたら、手術が午後四時頃になると看護婦さんから言われて、「えらい、遅いなあ」と、不満でしたが、その理由があとでわかりました。それは、近くの住吉で真っ昼間から火事が発生し、消防士がホースの消火水を目に直接受けて大怪我をしたため、救急車で急患として担ぎこまれたからです。(水晶体が網膜の近辺にまで吹っ飛んだとのことです)

私の手術は、手術前に点滴を行ったのち、手術に関する説明スタッフの人が来て、手術中の注意を話してくれました。ただ、緊張せず肩の力を抜いて目を開けて、動かずにじっと上を見ていてくださいとのことでした。

手術室へは、家族の付き添いなしで ( 事前に看護婦さんから、「付き添いのご家族は?」、「いません!」と、答えるのが少し、寂しい思いでしたが) 看護婦さんについて歩いて入りました。オペの部屋に入ってみると、長椅子が幾つか並べてあり、そこには、私以外の患者さんも二人ほど、すでに長椅子にて仰向けになっていました。手術の先客がおられたのです。まるで、歯医者さんにでも来たみたいで、これにはいささか驚きました。

長椅子にすわると、早速、局部麻酔を左耳の後ろ側と左眼の下にそれぞれ注射されて、麻酔を掛けられました。意識はもちろんそのままです。それから、しばらくして麻酔の効き具合を判断されてから、さらにその奥の部屋にそのまま移動しました。

つまり、オペをするところがその奥に分けられていたのです。ここで、天井にあるオペ用のオレンジ色に光るライトを浴びせられて、力を抜いてといわれ、看護婦さんが私の手を軽く握ってくれました。これは、とても、安心感を抱きました。(二十代の若い女性に手を握られるのは、気持ちの良いものです。)

手術の内容はだいたい写真で知っていましたが、実際は、やはり体験しないとわかりません。医師ですら自分の目を手術したことがなければ、手術を受ける体験を具体的には語れません。どんな状態だったかといいますと、とにかく、オレンジの色しか見えないのですが、そのうち、医師から、「今、切りました痛くないでしょう」とか、手術の進行を簡単に説明してくれます。

切開されて超音波のツールが入って行くと、少し目を押されている感じがします。そして、恐らくそのツールだと思う白い四角状のものが二つ見えるのです。オレンジ色の世界に、小さな四角の白い物体が見えるだけです。

それは宇宙の創世記を想像して見るようでした。とてもロマンチックに感じました。手術の痛さは感じませんでした。ぐっと押されているところがちょっといやな感じでした。でも、医者が「もうすぐ終わりますからね」とか、そして、看護婦さんも、「大丈夫ですよ」とか言って、励ましてくれます。先生から、「はい、手術は無事うまく行きました」の一言で、あっさりと終了しました。歯の治療よりも楽で短い時間でした。

手術後は、車椅子に乗っての病室への帰郷です。術後の痛みを心配しましたが、それには及びませんでした。左眼には防護用の金属の眼帯が貼られていて、夕食は片目で摂りましたが、これだとせっかくの食事の楽しみも半減ですね。見て食べる楽しさが如何に大切か!それも、両目と片目とではやはり雲泥の差ですよ。

翌日朝起きていると、看護婦さんがやって来て、「あら、大藪さん、保護の金属カバーが無くなっている!」と言われ、二人でベッドの中を見ると、なんと、ベッドのシーツにバンソウコでもって、しっかり貼りついてしまっている。「ああ、僕は寝相が悪いから・・・」と言って、看護婦さんと一緒に笑ってしまいました。

術後の診察は、理事長先生から受けました。理事長先生は、院長のお父さんで、もうかなりの年配です。でも、すこぶるお元気で、私の左眼の術後を見て、「手術の傷口は、きれいで、順調です。」といって、今度は、手術をしていない右眼を見てくれました。

すると、「うん?右眼は、目の中央にある白内障は、夜間のライトの光がまぶしく感じるはずだが・・・」と言って、院長先生に、再診してもらうように言われました。このことについては長くなるので書きませんが、結論として手術をするには早すぎるので、しばらく様子見ということで決着しました。

術後に見える感想は、左眼で見える世界はハイビジョン映像、そして右眼はブラウン管のような見え具合です。それと、もっとも驚いたのは、今まで白いものを白色と認識していましたが、左眼の手術によって、左に見える白い紙が純白に見え、右眼で見える白い紙が、なんと日焼けしたクリーム色に見えるのです。

今まで、白色を白そのものだと実感していたのが、実は日焼けしたようなクリーム色だったのに、まったく気付かなかったというこの驚きは、知覚と経験知から推論した主観というものが如何に危ういものであるかを認識したのです。

白内障手術がもたらした、この貴重な経験を大切にして来年を迎えます。

by 大藪光政

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静かな散歩がいい!

成人病は、人があまり歩かなくなった頃から始まっているような

気がします。

腰痛の方には、良心的な整骨医院の先生は、「ここに来なくても、

毎日歩けば治りますよ」などと言われています。

そして、高脂血症の方などは、やはり歩くことで、体脂肪も内脂肪

も減ります。

よく、食を減量してやられる方もおられますが、やっぱりおいしいもの

を食べて、そしてよく散歩したほうが人生楽しいですよね。

それで、朝散歩しますが、平日は田園地帯も国道から聞こえる車の

騒音が、朝7時を過ぎますとうるさいです。

ですから、やはり早朝・・・今の季節は朝5~6時が静かでいいです。

静かでないとあれこれと考えながらの散歩になりません。

散歩は、体造りと、頭脳の閃き創りの一石二鳥のことができます。

しかし、いつものコースだと飽きますから、たまには車で約5分の

ところの福間海岸に、ショルティと一緒に移動して、それから海岸を

ひたすら歩きます。

砂浜は、アスファルトと違って犬にやさしいやわらかさを

もっていますね。(私はやわらかな靴を履いていますが・・・

ショルティは道路が硬いと可愛そう)

最近はすっかり散歩に嵌って朝夕二時間は歩きます。

ショルティも時間になると、戸をノックして私を誘います。

by  大藪光政

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